自分とは何だろう②

さて、ここまで述べると どうしても先祖との繋がりのことになります。

ぼくらは皆 両親から生まれました 当然ですね。するとそれぞれにまた両親がいますから、その前・その前と戻っていきますね 計算していくと何と10代前の自分の祖先は2048人 30代前に遡ると21億人を超えるのですよ!!!

この間に 誰か一人でもご先祖様が欠けていたら自分は居ないということがはっきりと言えますね どんなにか先祖様が大切かということです

ぼくは飛騨が故郷ですから実家には小さなものですが山が有りました 学生の時には夏休みになると帰省すると早速親父と二人で山に入って山林仕事です 幾日の樵仕事です。

あちこちに怪我をして熊やマムシの恐怖におびえながら山仕事です

親父はよくこんなことを言っていました

「なあ、木が育って一人前になって木材として使われるのは後50年 100年後だぞ

そうすると先祖に感謝しないとならない!ということがよく分かるなぁ

今のあの家も先祖がこうして手入れをしてくれたお蔭さまの木で建てられたんだ」

今の皆さんはそんなことを少しも感じていないでしょうが 田舎に行くと人名の付いた

道や用水路や橋がありますね それらはその工事に一番のお世話役をされた方の名前を付けてと永久に称えようとしたからですよ。「六兵衛用水・太佐衛門道」などなどです。

さて、30代前で21億人を超えるということから考えると 計算上では奈良時代には人口の数を遥かに平気で超えていしまいます これはどういうことになるか? ぼくらは

皆んな親戚だということですよ!!! それと恐らくですが昔は如何に子供が幼くして亡くなっていったか それと医学が未だ未だでしたから どんなに沢山のお母さん方が産後の体調を崩して他界されたことか、、、、 だから昔は 後添いとか後妻さんとかそれが極一般的だったのだと思います だからこそ昔は皆んなで面倒と診て子供を育てあげたのですね。 よく「こんな経済状況では子供は産めないとか 育てられないから子供は無理!」という考えを見聞きしますが それは本当にそうなのだろうか? 「昔は江戸時代の長屋のように皆が皆で助け合って子育てをする!という人の情けと助け合いが在った!」

しかしながら、そうは言ってそれも今の社会では現実には難しいのですが 何とかこの寂しい世相を直していかないとなりませんね。 ゴリラやチンパンジーの世界ではそれこそ皆んなで子育てをするのですからね、ゴリラに習わないといかんですね。

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