助け合うこと

昨日は町内会・自治会のことをお話をしましたが、その中で災害の時にはお互い様の助け合いの大切さを重ね重ねお伝えしました。ここで少し訂正をしなくてはなりません。阪神淡路大震災の折に救助に当たられたお方のお話で、自衛隊や消防関係の方々が遅くなるから、それに頼る前にお互いに近所同士で助け合おう!と申しましたが、これは実は!というお話をしないとなりません。あの大震災発生の折に当時の自衛隊管轄地区の司令官が総理大臣からの救助発動命令を待ちに待っていらしたのです。ところが往時の総理大臣は村山総理!自衛隊への即時発令を実施しなかったのです。このために救助が遅れに遅れたのです。その司令官が退職時の記者会見で涙を堪えつつその事実をお話されました。

遠く神戸方面に赤く燃え上がっている大火炎を悔し涙で見つめていらしたと・・・

このことがあの東北の大震災では活かされて自衛隊もそして海外からの救助隊も大いに活躍をなさいました。ですから、東北での人命救助は何といっても自衛隊諸氏の命懸けのお働きにあったのです。

自衛隊の存在自体に反対の方々もおれますが、その思いは個々の自由ですから小父さんは何も申しませんが、こういう話を聞きました。東北大震災の折に、その現地でボランティアの皆さんも含めて自衛隊や海外からも軍隊・消防隊などの救助の皆さんが懸命に救助・介護をしている最中に「自衛隊反対・自衛隊帰れ」のプラカードを掲げている団体がいてシュプレヒコールを成していた、と!するとそこに一人の女子高生がやってきて「貴方たちは人間ですか?ここで皆が一生懸命に命を救おうとしているのに、何もやっていない!!助けている人たちに向かって帰れって言っている!!その暇に何か一つ石の一つでも片づけたらどうなんですか!!? この自衛隊の皆さんは自分の家が流されていて親や子供や嫁さんだって心配なんだよ!!それなのに他人の命を救おうと、大切な思い出を探してやろうと真剣なんだよ!何だよ、あんたたちは! 分かっていないですね、何も!さあここにいたら皆に邪魔ですよ!」

小父さんはこの女子高生の言うとおりだと思います。

人は理論なんかじゃあ動きやぁしません。情で動くんです。

地域活動のことに話を戻します。

前回から説いています。近所同士の助け合いという大きな土台が必定であることには間違い無いですね。引っ越しもお互い様なのでやはり出来るだけ早く明るく元気に近所の皆さんとも朝の挨拶などから始めて先ずは自分が「パワースポット」に成って周りを灯そう!!そんなことを提案したいのです。海外からの人も多くなってきましたね。仲良くしてお互いに学び合うことが世界平和への一歩前進 そんなことを思います。

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